合格データ
問題数は全40問です。
実施 | 年度 | 合格点 | 受験者数 | 合格者数 | 合格率 | |
---|---|---|---|---|---|---|
第1回 | H25 | 28点 | (70.0%) | 3,946名 | 3,386名 | 85.8% |
第2回 | H26 | 21点 | (52.5%) | 4,188名 | 3,219名 | 76.9% |
第3回 | H27 | 25点 | (62.5%) | 4,908名 | 2,679名 | 54.6% |
第4回 | H28 | 28点 | (70.0%) | 13,149名 | 7,350名 | 55.9% |
あくまで推測ですが、こんなシナリオだとつじつまが合うのでは?
第1回試験で思った以上に受験者の平均点が高かった。合格ラインを正答率70%超とする厳しい試験は他にもあまりないので、ギリギリの70%としたが当然合格者は多くなってしまった。
第2回試験の受験者数は前回と比べてほとんど増えなかった。一方で試験問題を難しくしたため、受験者の平均点が思ったより低くなってしまった。よって合格点を前回より下げる必要があった。ある程度の合格者を出さないと来年度以降の受験者数の増加が見込めない。よって前年並みの合格者数を確保するため、合格点を21点と大幅に下げざるを得なかった。
第3回試験、前回より受験者数は2割弱増加した。受験者は過去2回の出題実績があるため、試験問題の傾向が読めるようになり、前回より平均点は上がった。過去2回と同じくらいの合格者数(3200~3400人くらい)を出したいが、合格点を26点にしてしまうと、前年を大幅に超えてしまうので、やむなく25点とし結果、合格者数は3000人を割った。
第4回試験は、試験自体の知名度も上がり、「将来国家資格化されるかも」というプレミア感から受験者数は前年の約2.7倍と大きく伸びた。合格者数が減ると、来年度以降の受験者数減少につながりうるので、前年とほぼ同じ合格率を維持することとした。その結果、合格者数も前年より約2.7倍増加した。
やはり、第4回は試験対策問題集が発売されてので、対策がしやすくなり平均点が上がったため、それに伴って合格点も上がったと考えるべきでしょう。
以上、僕の勝手な想像にすぎません...
平成29年度の第5回試験
過去問も蓄積され、問題集の内容もよりブラッシュアップされると思われるので、受験者の平均点は上がるはずです。(よっぽど記念受験的な人が増えれば平均点は下がりますが...)
一般論ですが、受験者の平均点が上がると想定される中で合格率を前年とほぼ同じにしたいなら、
・本試験問題の難易度を前年並みにして、合格点を上げる
・本試験問題の難易度を前年より高くし、合格点をそのまま
となると思います。
しかし国家資格になるという話はどうなってしまったんでしょうか?