試験申込みをし、勉強を始めてからは一度も勉強のやり方で迷ったことはありません。賃貸不動産経営管理士に合格という結果を出せていたので。
1番迷ったのが、実技試験をどの科目で受けるかということです。そもそもこれを決めなければ受験申込ができません。ちなみに2番目に迷ったのはテキスト選びです。
FPは試験機関として、日本FP協会ときんざい(金財)の2つがあり、午前の学科試験の問題は全く同じ内容ですが、午後の実技試験の科目が違ってきます。
<実技試験科目>
団体名 | 科目名 |
---|---|
日本FP協会 | 資産設計提案業務 |
金財
|
個人資産相談業務 |
中小事業主資産相談業務 | |
生保顧客資産相談業務 | |
損保顧客資産相談業務 |
表中の太字の2つがメジャー科目で、市販のテキストも広く対応しているので、どちらかにしようと思いました。
合格点は学科、実技ともに正解率60%です。
合格率
学科、実技試験とも日本FP協会の方が高かったのですが、どうやら金財の方は会社等が団体申込している比率が高く、本気度が高くない受験者が結構いるため合格率を引き下げてしまっているらしいです。
⇒甲乙つけがたし
問題数<実技試験>
・資産設計提案業務(日本FP協会)
⇒40問(問題用紙20ページ程度)
・個人資産相談業務(金財)
⇒50問程度(問題用紙40ページ程度)
※各問の配点は不明
実技試験は、個人資産相談業務(金財)の方が問題が多いなーという認識でした。90分で解き終わるか心配がありましたが、そこまで影響はないかなーと考えました。
⇒甲乙つけがたし
問題の傾向<実技試験>
・資産設計提案業務(日本FP協会)
⇒計算問題が多い、
新聞やニュースで身近な話題となっているようなことも出題される
・個人資産相談業務(金財)
⇒分野ごとの大問5つで構成されており、計算過程の流れの中で答えさせる問題が多い
(最初でつまづくと、あとも間違ってしまう)
どのくらいの割合でこのような問題が出るかわからないのでなかなか判断が難しいです。
⇒甲乙つけがたし
出題範囲
分野 | 資産設計提案業務 (日本FP協会) |
個人資産相談業務 (金財) |
学科試験 (共通) |
---|---|---|---|
ライフプランニング と資金計画 |
○ | ○ | ○ |
リスク管理 | ○ | ✕ | ○ |
金融資産運用 | ○ | ○ | ○ |
タックスプランニング | ○ | ○ | ○ |
不動産 | ○ | ○ | ○ |
相続・事業継承 | ○ | ○ | ○ |
過去問や市販のテキストをパラパラ見てみたところ、どうやらリスク管理内の保険関係のところが苦手そうだったので、個人資産相談業務(金財)の実技には出ないので良いなーと思いました。
⇒「個人資産相談業務(金財)」に気持ちが傾く
試験会場
各都道府県に設定されますが、日本FP協会より金財での受験者の方が多いため、試験会場も多いとのことです。僕はどこになろうがあまりアクセスに違いはなかったです。
⇒科目選択の判断材料から外しました。
最終結果
「個人資産相談業務(金財)」に決定!
<理由>
実技試験の範囲に苦手そうな「リスク管理」が出ないので。